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​栄町の音楽ホール

所在地:日本愛知縣名古屋市中區

用途:音樂廳、餐飲店、專用住宅

總樓地板面積:4,076.29 平方公尺

結構:鋼骨鋼筋混凝土造(SRC),部分鋼骨造

樓層數:地下 1 層、地上 7 層、塔屋 1 層

竣工:2007 年

この建物は、名古屋市の市街中心部に建てられたクラッシック音楽の専用ホールである。

310席のこの民間の音楽ホールは、繁華街の中といった敷地の選定からして特徴的なものだった。

一階に若干の商業施設と上部に住居を持つほかは、大半を音楽ホールが占めており、その性格上外部に窓を持たない“ヴォリューム”が街区に立ち現れることになる。外形は、ホールの内部気積を最大限獲得するためと、上部が道路斜線制限の影響を受けるために、断片的な石の外殻が徐々に変化するアルマジロ型の“地形的フォルム”となった。

音響設計については、設計段階より音楽総監督の三枝成彰氏と、音響設計家の唐澤誠氏との議論を通じて行なわれた。

計画の初期段階では、下部二層を商業施設が占めていたが、音響設計の観点から、さらに気積を増す必要があったために、商業部分を一階のみとして、ホール床を1層下げることとなった。さらに残響時間を長くするために、ホール内壁はコンクリート下地の上に厚塗りモルタル仕上げとし、極力硬い材料を用いることとした。またホール短手方向の断面については音質を向上させるため、鼓型に上部を開き、天井部分の気積バランスを大きく取ることが求められた。また音を適切に分散させるために、音源方向に対して一定の曲率半径を持つ凸面の円曲面を設定する必要があった。壁に導入したくの字型断面を持つ砂丘状のレリーフは音源方向に対しては全て凸曲面とし、波状的に連続させるものとなっている。

ステージ上部の正面レリーフも、音源方向に向けられた曲面の断面形状を持っており、これは、自らが発生させた音を一刻も早く演奏者に到達させるために設けられたものである。

公共のホールの場合には、あらゆるケースに備えすぎるあまり、すべてにおいて中途半端な音響となる場合が多いが、今回の施主のクラッシック音楽専用ホールとする意向が明確であったことと、音楽総監督ならびに音響設計家の明確な方針があったこと、また徹底的に設計のシミュレーションを重ねたことによって、きわめて特徴的で質の高い音響効果がもたらされたのではないかと思う。

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© Norihiko Dan and Associates

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